GOGOワンwithMUSICJAM宇都宮 就労継続支援B型事業所

2026.10.17

精神障がいがあって働くことに不安がある方へ|就労継続支援B型でできること

「働きたい気持ちはあるけれど、毎日決まった時間に通えるか不安」「以前働いていたときに体調を崩したので、また同じことにならないか心配」「人とのコミュニケーションに疲れてしまう」など、精神障がいや体調面の不安から、働くことへの一歩を踏み出せずにいる方もいるのではないでしょうか。働くことを考えるとき、最初から一般企業への就職だけを目標にする必要はありません。就労継続支援B型では、福祉のサポートを受けながら、生産活動や自分の興味のある活動に取り組み、生活リズムや自分に合った活動時間を確認していくことができます。「今の自分にできること」から少しずつ始められることが、B型事業所の大きな特徴の一つです。

この記事でわかること精神障がいがあり働くことに不安を感じている方に向けて、就労継続支援B型でできること、利用するメリット、自分に合った事業所を選ぶポイントを解説します。「今すぐ就職するのは不安だけれど、何か始めてみたい」という方も参考にしてください。

精神障がいがあると「働くこと」が不安になるのはなぜ?

精神障がいのある方が感じる働きづらさは、一人ひとり異なります。決まった時間に起きることが難しい方もいれば、長時間集中すると強く疲れる方、人とのコミュニケーションが続くと負担を感じる方もいます。また、体調に波があり、「今日は活動できても、明日は同じようにできるかわからない」という不安を抱えることもあります。

そのような状態で「週5日、決まった時間に働かなければ」と考えると、働くこと自体へのハードルが高くなってしまう場合があります。まずは現在の自分がどのくらい活動できるのか、どのような環境なら落ち着いて過ごせるのかを知ることも大切です。就労継続支援B型は、そうしたことを確認しながら活動できる選択肢の一つです。

POINT 01毎日通うことだけがスタートではない事業所によっては、現在の体調に合わせて週1日や短時間から相談できます。

POINT 02体調について相談できる困ったことを一人で抱え込まず、支援スタッフと相談しながら活動できます。

POINT 03自分に合う活動を探せる活動を経験しながら、得意なことや続けやすい作業を少しずつ見つけていきます。

就労継続支援B型とは?

就労継続支援B型は、一般企業などで雇用契約を結んで働くことが現時点では難しい方に、生産活動などの機会や就労に必要な支援を提供する障がい福祉サービスです。B型事業所とは雇用契約を結ばず、それぞれの状態に応じて活動へ取り組み、その活動に応じて工賃を受け取ります。

活動内容は事業所によって大きく異なります。軽作業や清掃、農作業、製造などを行うところもあれば、パソコン作業、動画編集、イラスト、デザインなどに取り組めるところもあります。そのため、「B型ならどこでも同じ」と考えず、自分の興味や体調、過ごしやすい環境に合った事業所を探すことが大切です。

精神障がいのある方がB型事業所でできること

生活リズムを少しずつ整える

長く自宅で過ごしていると、起床時間や睡眠時間が不規則になることがあります。いきなり毎日決まった時間に働くことが難しくても、「週に1回、この時間までに準備する」「午前中だけ事業所へ行く」といった予定ができることで、生活の中に少しずつリズムをつくるきっかけになります。

最初から理想的な生活リズムを目指す必要はありません。まずは無理なく通える日をつくり、慣れてきたら本人の状態や希望に応じて通所日数や活動時間を考えていく方法があります。

自宅以外で過ごす時間をつくる

「働く」という言葉にまだ負担を感じる場合は、まず自宅以外で安心して過ごせる時間をつくることから考えてもよいでしょう。決まった場所へ出かけ、自分の席で活動し、休憩して帰宅するという経験も一つの積み重ねです。

家族以外の人と同じ場所で過ごすことや、必要なときにスタッフと会話することも、社会とのつながりを少しずつ広げる経験になります。

自分が集中できる時間を知る

「働けるかどうか」を考える前に、自分がどのくらいの時間なら活動を続けられるかを知ることも重要です。30分程度なら集中できるのか、午前中の方が調子がよいのか、休憩を挟めば続けられるのかなど、実際に活動することで自分の特徴が見えてくることがあります。

得意なことや興味のあることを見つける

仕事をしていない期間が長くなると、「自分には何ができるのかわからない」と感じることもあります。B型事業所では、実際の活動を経験しながら、自分が得意なことや興味を持てることを探すことができます。

例えば、細かな作業を丁寧に進めることが得意な方もいれば、イラストを描くこと、動画を編集すること、パソコンで作業することに興味を持つ方もいます。「得意な仕事を決めてから通う」のではなく、「通いながら得意なことを探す」という考え方でも構いません。

人との関わり方を少しずつ経験する

人と話すことに不安がある場合、最初から積極的にコミュニケーションを取ることが難しいこともあります。まずは挨拶をする、わからないことをスタッフへ質問する、活動が終わったことを伝えるなど、小さなやり取りから経験を重ねていくことができます。

「就職するためだけの場所」と考えなくても大丈夫です生活リズムを整える、自宅以外の居場所をつくる、興味のある活動を始めるなど、利用する目的は一人ひとり異なります。まずは現在の自分に必要なことから考えてみましょう。

こんな不安がある方もB型事業所へ相談してみよう

精神障がいがあり働くことに不安を感じている方の悩みはさまざまです。次のようなことで迷っている場合も、自分だけで「通えない」と決める前に、希望する事業所へ相談してみましょう。

感じている不安 事業所へ相談したいこと
毎日通える自信がない 週1日や少ない日数から利用を始められるか相談する
長時間の活動が難しい 短時間利用や休憩の取り方について確認する
体調に波がある 欠席、遅刻、早退や活動中の体調不良についてどのように相談できるか確認する
人との会話が苦手 一人で集中できる活動や席の環境、スタッフとの関わり方を確認する
何をしたいかわからない 複数の活動を経験しながら、自分に合ったものを探せるか確認する
以前の仕事で体調を崩した 以前負担になったことを伝え、無理のない活動方法を相談する

「働けるか」ではなく「どんな環境なら続けられるか」を考える

働くことに不安があると、「自分は仕事ができないのではないか」と考えてしまうことがあります。しかし、以前の職場で続かなかったからといって、すべての活動が難しいとは限りません。勤務時間が長かった、人が多い環境だった、業務内容が合わなかった、困ったときに相談できなかったなど、環境との相性が影響していた可能性もあります。

B型事業所でさまざまな活動を経験することは、「自分は午前中の方が集中できる」「静かな環境なら作業しやすい」「一人で進める制作が好き」「説明を一つずつ受けると理解しやすい」といった自分の特徴を知る機会にもなります。こうした自己理解は、将来の働き方を考えるうえでも役立ちます。

POINT 01得意なことを知る実際の活動を通して、自分が取り組みやすい作業や興味のある分野を探します。

POINT 02苦手な環境を知る疲れやすい状況や負担になりやすいことを把握し、必要な配慮を考えます。

POINT 03続けやすいペースを知る活動時間や通所日数を経験しながら、自分に合ったペースを考えます。

精神障がいのある方がB型事業所を選ぶときのポイント

体調の波について相談しやすいか

事業所を選ぶときは、活動内容だけでなく、体調について相談できる環境かを確認しましょう。「朝にならないと体調がわからない」「疲れると集中できなくなる」といったことも、見学時に伝えて構いません。欠席や遅刻、早退、休憩についてどのような対応をしているかも確認しておくと安心です。

自分に合った通所ペースを相談できるか

事業所によって利用できる曜日や時間は異なります。週1日から始めたい、午前中だけ活動したいなど希望がある場合は、相談できるか確認しましょう。利用方法は事業所の方針や個別支援計画、自治体による支給決定の内容などによって異なります。

事業所の環境が落ち着けるか

人の多さや音、室内の明るさ、席の配置などによって疲れやすさが変わる方もいます。ホームページだけではわからない部分も多いため、実際に見学して「ここで数時間過ごせそうか」という視点で確認してみましょう。

興味を持てる活動があるか

通所を続けるうえでは、「この活動ならやってみたい」と思えることも大切です。作業内容だけでなく、初心者から取り組めるか、わからないことを教えてもらえるか、自分のペースで経験を積めるかも確認しましょう。

スタッフへ相談しやすいか

困ったときに相談できることは、安心して活動を続けるための重要なポイントです。見学の際には、スタッフからどのように説明してもらえるか、自分の話を聞いてもらいやすいと感じるかなども確認してみてください。

見学では「できること」だけでなく「不安なこと」も伝えましょう現在困っていることを事前に伝えることで、その事業所ではどのような支援ができるのかを具体的に確認できます。うまく説明できない場合は、ご家族や支援者と一緒に相談する方法もあります。

見学・体験で確認しておきたいチェックリスト

確認する項目 確認したい内容
通所ペース 週何日から相談できるか、短時間利用について相談できるか
体調への対応 欠席、遅刻、早退、活動中の休憩についてどのように相談できるか
活動内容 興味を持てる活動があるか、未経験でも取り組めるか
室内環境 人の多さ、音、席の配置などが自分にとって過ごしやすいか
相談体制 活動、体調、生活などについて困ったときに誰へ相談できるか
通いやすさ 自宅からの移動時間や交通手段に無理がないか

ご家族がサポートするときに大切なこと

ご家族からすると、「少しでも早く外に出てほしい」「将来のために働いてほしい」と考えることもあるでしょう。しかし、ご本人が働くことに強い不安を感じている場合、「そろそろ働いた方がいい」「毎日通わないと意味がない」といった言葉がプレッシャーになることがあります。

まずは、「こういう場所もあるみたいだよ」「週1日から相談できるところもあるみたい」「興味があれば見学だけしてみる?」など、本人が選べる形で情報を伝えてみましょう。見学に行ったからといって、すぐに利用を決める必要はありません。本人が安心して考えられる時間をつくることも大切なサポートです。

ご家族から事業所へ伝えてよいこと体調の波、疲れやすい状況、苦手な環境、これまでの仕事で負担になったこと、本人が好きなことなどを伝えると、その方に合った活動方法を考えやすくなります。

GOGOワン with MUSIC JAM宇都宮でできること

GOGOワン with MUSIC JAM宇都宮は、宇都宮市鶴田町にある、動画・イラスト・デジタルアートに特化した就労継続支援B型事業所です。動画制作、デジタルイラスト、デザイン、Live2Dを使ったVtuberモデル制作、生成AI、SNS運用など、さまざまなクリエイティブ活動に取り組めます。

「仕事として何がしたいかわからない」という方でも、動画を見ることが好き、絵を描くことが好き、パソコンに興味があるなど、自分の「好き」や「気になること」を入り口に活動できます。パソコンや制作ソフトを使った経験が少ない方も、基本的なところから少しずつ挑戦できます。

また、現役のクリエイターと福祉の専門スタッフが在籍しているため、制作について相談しながら、体調や生活面についても話すことができます。将来を急いで決めるのではなく、まずは自分のペースで活動しながら、できることや興味のあることを増やしていくことを大切にしています。

POINT 01週1日・短時間から相談可能現在の体調や生活リズムに合わせて、無理のない通所方法を一緒に考えます。

POINT 02好きなことから始められる動画やイラストなど、興味を持てる活動を通して自分の得意なことを探せます。

POINT 03福祉と制作の両面をサポートクリエイターと福祉スタッフが、それぞれの専門性を活かして活動を支えます。

利用開始までの基本的な流れ

就労継続支援B型を利用するには、市区町村による支給決定と障がい福祉サービス受給者証が必要です。必要な手続きはご本人の状況などによって異なるため、まずは気になる事業所や相談支援事業所、お住まいの自治体の障がい福祉担当窓口へ相談しましょう。

1

問い合わせ・相談現在感じている不安や体調、希望する活動、通所ペースなどを相談します。

2

見学・体験活動内容や室内の雰囲気、スタッフとの話しやすさなどを実際に確認します。

3

利用申請・計画作成自治体へ障がい福祉サービスの利用を申請し、必要に応じてサービス等利用計画を作成します。

4

契約・利用開始支給決定後に事業所と契約し、自分に合ったペースで活動を始めます。

よくある質問

精神障がいがあっても就労継続支援B型を利用できますか?精神障がいのある方も、就労面で支援が必要と認められ、市区町村による支給決定を受けることで利用できる場合があります。利用できるか迷っている場合は、事業所や自治体などへ相談してください。

毎日通える自信がありません。それでも相談できますか?事業所の方針や支給決定の内容などによりますが、週1日や短時間から相談できる事業所もあります。まずは現在どのくらいなら通えそうかを伝えてみましょう。

将来やりたい仕事が決まっていなくても大丈夫ですか?将来の仕事を決めてから利用する必要はありません。生活リズムを整えることや、自分の得意なこと・興味のある活動を探すことから始める方もいます。

人とのコミュニケーションが苦手でも利用できますか?コミュニケーションに不安があることも事前に相談できます。事業所によって環境や活動方法が異なるため、一人で集中しやすい環境があるかなどを見学で確認しましょう。

見学したら利用を決めなければいけませんか?見学は、自分に合った事業所かを確認するための機会です。すぐに利用を決める必要はありません。活動内容や雰囲気を確認し、自宅に戻ってからゆっくり考えても構いません。

まとめ|働くことが不安なら「今できること」から始めよう

精神障がいがあり働くことに不安を感じている場合、最初から週5日の勤務や一般企業への就職だけを考える必要はありません。就労継続支援B型では、生産活動や興味のある活動を通して、生活リズムを整える、自宅以外で過ごす時間をつくる、自分が集中できる時間を知る、得意なことを見つけるといった経験を積むことができます。大切なのは、周囲と同じ速さで進むことではなく、自分にとって無理なく続けられる方法を見つけることです。「今すぐ働くのは不安だけれど、何か始めてみたい」と感じたら、まずはB型事業所の見学や相談から始めてみましょう。

働くことに不安を感じている方へ

自分のペースでできることから始めてみませんか?

GOGOワン with MUSIC JAM宇都宮では、動画編集、イラスト、デザイン、Live2D、生成AIなどのクリエイティブ活動に取り組めます。「毎日通えるかわからない」「人との関わりに不安がある」「まだ何をしたいかわからない」という段階でもご相談いただけます。現在の体調や生活リズムを確認しながら、週1日・短時間からの利用についても一緒に考えていきます。

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